弁護士ブログ

2017.05.29更新

前回から、相手が行方不明の場合の離婚方法を紹介していますが、今回はもうひとつのパターンをお話いたします。

 

そのパターンとは、行方不明の期間が7年以上の場合です。

もちろん、行方不明の期間が7年以上の場合も、前回紹介した離婚訴訟を提起する方法もとれますが、そのほかにできる方法として「失踪宣告」があります。

 

失踪宣告を家庭裁判所へ申し立てると、生死不明になってから7年以上経過した時点で相手はすでに死亡したものとみなされることになります。

戸籍にも相手方が死亡したことが記載され、当然、あなたは自由に再婚することが可能です。

 

しかし、この方法で気を付けなくてはいけないのは、もし、相手が生きていて、見つかった場合です。

離婚判決に基づいて離婚していれば、相手が見つかっても離婚は有効なままですが、失踪宣告の場合、相手が見つかると失踪宣告は取り消され、婚姻関係が復活することになります。

そのため、もう一度離婚の手続きをとったり、再婚している場合は重婚状態になってしまうため、再婚が取り消される危険があります。

 

離婚訴訟がいいのか、失踪宣告がいいのかはケースバイケースです。

いずれの方法をとるにしても、一度専門家の意見を聞くことをおすすめいたします。

 

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投稿者: 中谷法律事務所

2017.05.15更新

突然の相手の失踪。ご家族はさぞかし驚かれることでしょう。

どこにいるのか。誰といるのか。何をしているのか。生きているのか、死んでいるのか。

そんな相手の事情がまったくわからない状態で、果たして離婚はできるのでしょうか。

これはパターンが2つあります。

 

ひとつめ、行方不明の期間が3年未満の場合、例えば旦那さんが仕事上の単身赴任などではなく、何の正当な理由もないまま家を出て行ってしまっているのであれば、離婚原因の「悪意の遺棄」「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当します。

そうした場合、裁判所に対し、離婚訴訟を申し立てるのですが、相手が本当に行方不明であることを証明する必要があります。

例えば、相手の親族や知人に問い合わせてみたり、警察に捜索願を出したりして、それでも居場所がわからないという事情を裁判所に報告することになります。

その後、うまく手続きが運べば、離婚判決をもらうことができるのです。

 

もう一つのパターンについては、次回お話いたします。

 

 

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