弁護士ブログ

2015.10.05更新

Q,子供が勝手に連れて行かれたら、子供の引渡を要求できるのか?

 

A,ケースごとではありますが、申し立て可能です。

 

【離婚するよりも前に、子供を連れて、先に別居生活をはじめるというケース】

離婚するよりも前に、子供を連れて、先に別居生活を始めてしまい、父親・母親のどちらもが「絶対に子供を離したくはない!」と考えている場合、一方が、子供の学校帰りに待ち伏せをして、子供を勝手に連れて行ってしまうケースがあります。

 

この場合、離婚を申し立てるのと同時に、「子供の引渡」を申し立てることが可能となります。

 

【母親と子供が父親と別居しているケース】

父親が子供を勝手に連れて行ってしまった場合、母親は父親に対して「監護者を母親とするので、子供を引き渡して下さい!」という申立てができるのです。

 

ただ、子供が一定年齢以上だと、尊重されるべきなのは、子供の意思です。

表向きは、「父親に連れて行かれた子供」ですが、もしかしたら自分の意思で、父親といっしょに帰ることを決めたのかもしれません。

 

そんな場合、「君の監護者は母親に決める!だから、母親と住みなさい!」と無理強いするのは、おかしいですよね。

だからといって、子供に二度と会えないのかと言うと、そうではありません。

監護者になれなかった方は、相手方に対し、子供との面会交流を求めましょう。

子供に対して暴力を振るうなどといった特段の事情がなければ、離婚後も子供と会うことは十分可能なのです。

 

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2015.10.01更新

前回は、「親権」についてお話しましたが、今回はその中の「監護権」についてお話いたします。

「監護権」は、もともと「親権」に含まれる権利ですが、分けることも可能なのです。

つまり、父親を子供の親権者に、母親を子供の監護者にと別々に指定することができます。

この場合、子供は、監護者である母親と一緒に住むことになり、父親は親権者として、子供の財産を管理したり、子供の法定代理となったり、時には監護者に対する助言や指導をすることもできます。

ただ、誰もがみんな「親権」と「監護権」を分けられるかというと、そうでもありません。

というのは、少なからず分けたことによって問題が生じるからなのです。

例えば、離婚後、子供を監護している母親が、子供と氏を自分と同じにしたいと考えても、親権者ではない母親には、法定代理権がないため、親権者である父親の協力が得られない限り、子供の氏の変更はできません。

母親や子供がそれを不満に思うような場合、相互の不信感が離婚前よりも増してしまって、問題を深刻化させてしまう恐れがあるのです。

また、各種手当ての受給についても、親権者と監護者が異なると、現実的な不都合をもたらすことも指摘されています。

これらの問題を踏まえてもなお、「親権」と「監護権」を分けるほうが良いと判断される事案につき、認められることになるでしょう。

 

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